自分を変える前に、まず自分を知る。自責が止まらない私たちに必要なこと

「もっとメンタルを強くしたい」

「いちいち気にしない人になりたい」

「考えすぎずに、すぐ行動できる人になりたい」

「なんで私は、みんなみたいにできないんだろう」

そんなことを考えたことはありませんか?

私は、よくあります。

何かに悩んでいるとき、つい「じゃあ、こうすればいいんだ」と改善方法を探します。

仕事で落ち込んだら、気持ちを切り替えよう。

考えすぎてしまうなら、もっと前向きになろう。

行動できないなら、とりあえず動いてみよう。

たしかに、行動することは大切です。

でも最近、ふと思いました。

「もしかして、改善する前にやることがあるんじゃない?」

それが、今の自分を知ること。

そして、その自分を受け入れることです。

「変わらなきゃ」が、いつの間にか自分責めになる

自分をより良くしたいと思うことは、悪いことではありません。

むしろ、「こうなりたい」という理想を持っているからこそ、
自分を変えようと頑張れるのだと思います。

ただ、理想を強く持っている人ほど、今の自分との差に苦しくなることがあります。

「本当はもっと前向きになりたいのに、またクヨクヨしている」

「やったほうがいいと分かっているのに、動けない」

「こんなことで悩んでいるのは、自分だけなんじゃないか」

そして、

「こんな自分を変えなきゃ」

となる。

でも、そのとき私たちは、

理想の自分になれていない自分を否定して、
さらに、理想に近づくために行動できない自分まで否定している

のかもしれません。

これでは、心が疲れてしまうのも無理はありません。

「変わりたい」という気持ちの中に、
いつの間にか「今の自分はダメ」という気持ちまで入り込んでしまうからです。

「すぐ行動する」が、いつも正解とは限らない

たとえば、ダイエットをするとします。

「最近食べすぎて太った。明日からご飯を減らそう!」

と、いきなり食事を減らすこともできます。

でも、本当に必要なのは「減らすこと」なのでしょうか?

まず、

・どれくらい食べているのか。

・食事の時間はどうなっているのか。

・足りていない栄養はないか。

・最近、生活リズムはどうなっているのか。

そうやって今の状態を知ってから、

「じゃあ、こうしてみよう」

と考えたほうが、自分に合った方法を見つけやすいですよね。

心のことも、きっと同じです。

「考えすぎるから、考えないようにしよう」

「メンタルが弱いから、強くなろう」

とする前に、

「私は今、どうしてこんなに考えているんだろう?」

と、自分の状態を見てあげる。

もしかしたら、仕事で疲れ切っているのかもしれない。

失敗するのが怖いのかもしれない。

周りの人の反応を気にしてしまうのかもしれない。

今まで頑張りすぎて、心に余裕がなくなっているのかもしれない。

理由が分かるだけでも、

「なんで私はこんなこともできないんだろう」

という自分への見方が、少し変わるかもしれません。

まずは「今の自分」を知ることから

では、具体的に何をすればいいのでしょうか。

難しいことをする必要はありません。
まずは、今の自分がどんな状態なのかを書き出してみます。

「仕事のことをずっと考えている」

「失敗するのが怖い」

「疲れているけど、休むことに罪悪感がある」

「本当はやりたいけど、怖くて動けない」

正しい答えを出す必要はありません。

ただ、

「今の私はこうなんだ」

と知ってあげるだけ。

自分を分析するというより、自分の話を聞いてあげるような感覚です。

「できていない」ではなく、「なぜ?」を見る

「今日も何もできなかった」

と思ったとき、

「もっと頑張らなきゃ」

と考える代わりに、

「どうして今日は動けなかったんだろう?」

と聞いてみます。

眠かった?

疲れていた?

不安だった?

何から始めればいいか分からなかった?

失敗するのが怖かった?

「できなかった」という結果だけを見るのではなく、その奥にある理由を見てあげる。

それだけでも、自分への接し方が変わってきます。

「私は何もできない」ではなく、

「今日は疲れていたから動けなかったのかもしれない」

と考えられるようになる。

自分を責める前に、自分の状態を知る。

それだけでも、少し違います。

自己受容は、「何も変えなくていい」ということではない

ここでいう「自分を受け入れる」は、

「今のままで何も変えなくていい」

という意味ではありません。

むしろ、今の自分を認めたうえで、

「じゃあ、ここからどうしたい?」

と考えるための土台だと思っています。

「今の私は考えすぎる。でも、そんな自分を責めなくていい」

「すぐには動けない。でも、小さくならできるかもしれない」

そう思えたら、

「今日は5分だけやってみよう」

「今日は休んで、明日考えよう」

「まず誰かに相談してみよう」

と、自分に合った一歩を選べます。

「変わらなきゃ」と自分を追い立てるのではなく、

「今の自分でも大丈夫。そのうえで、どうしたい?」

と聞いてあげる。

そのほうが、次の行動も自分で選びやすくなる気がします。

大勢と同じペースで進まなくてもいい

世の中には、悩んだらすぐ行動できる人もいます。

嫌なことがあっても「まあいっか」と切り替えられる人もいます。

そういう人を見ると、

「私もあんなふうにならなきゃ」

と思うことがあります。

でも、人によって考え方も、感じ方も、動き出すまでの時間も違います。

もしかしたら私たちは、周りの人と同じやり方ではなく、

「自分を理解する → 受け入れる → 少しずつ動く」

という順番のほうが合っているのかもしれません。

時間がかかってもいい。

立ち止まってもいい。

「また考えすぎているな」と気づいたら、それも自分を知るための一歩です。

すぐに理想の自分になれなくても、大丈夫!

自分を変える前に、自分を見てあげる

「私は今、こんなことで悩んでいるんだな」

「こういうとき、不安になるんだな」

「それでも今日までやってきたんだな」

そんなふうに、自分自身との対話を少しずつ増やしていく。

自分を変えることは、自分を否定することではありません。

今の自分を知って、受け入れて、そのうえで、

「これからどうしたい?」

を考えていく。

その順番でも、きっといいのだと思います。

すぐに行動できる人にならなくてもいい。

メンタルが強い人にならなくてもいい。

まずは、自分がどういう人なのかを知ること。

そして、そんな自分を自分自身が認めてあげること。

それができて初めて、次の一歩を踏み出すための土台ができるのかもしれません。

焦らなくて大丈夫。

まずは今日、頑張って変わろうとする前に、今の自分に

「どうしたの?」

と聞いてあげるところから、始めてみませんか。

コメント

  1. pornip より:

    The content is really great

  2. pornip より:

    That was amazing

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